【ソフトバンククリエイティブ/適当手帳】会社で配る手帳は使われない時代に高田純次さん的ノベルティ。

適当手帳

理想のおっさん、高田純次師匠。

最初に申し上げておきますが、わたくしは高田純次さんがとっても大好き。あなたも好き?ですよねー。

中学生のころ見てた「元気が出るテレビ」では高田さんのコーナーが一番の楽しみで、清川虹子さんの高価な指輪をパクっと食べてしまうくだりなど、人生であれほど笑ったことはないと思うほどです。(いや、ほかにもいっぱいあるけどw。)

ハンサムで、オシャレで本当は真面目な人なのに、カメラの前では思いっきりバカができるあのキャラクターに、今でもがっつり笑わされています。最高です。

さて、そんな高田純次ラブのわたくし、こんな手帳を入手しました。

『適当手帳』(2007年)

適当手帳

当時、本屋さんで見かけたけど買わなかったことを思い出しました。

革張りのように見えますが、印刷によるフェイクです。でも金の箔押しが雰囲気出してますね。

適当手帳とは?

適当手帳とは?

ご覧の通り、使い方のページからこの調子ですので。

マンスリーページ

最初はマンスリーになっています。一応2007年の手帳の形。余計なことがいろいろ書いてあります。

ウィークリーページ

その後は、急に日付が消え、001/365で始まるウィークリーページになります。見開き完結で、師匠のお言葉がちりばめられています。

ウィークリー最後のページ

365/365のページは、仕切り線も手書きで曲がっちゃってます。そんでまたヤケに太いし!

アドレスページ

アドレスページもふざけています。

アドレスページ

女の子用のアドレスページはこんな感じになっちゃってます。

高田純次さんの肉筆、筆跡

地図もいくつか載っていて、日本地図では直筆が見られます。クリエイターの方によく見受けられる、かわいい系のクセ字ですねー。

日本の企業手帳事情

毎年、年末年始のご挨拶の定番として企業が配り歩く手帳やカレンダー。

どこの会社でもダブついてますよね。デザインや機能のいいものは持っていかれますが、そうでもないものは余ってしまい、結局1月15日くらいには「じゃ、これらは捨てますね。」ということで廃棄です。

世界中でエコが叫ばれるこの時代に、なんというもったいないルーティーン!

実際、よくもらうノベルティグッズと、もらってうれしいノベルティグッズは違うわけで、供給過多であることは誰もがわかっているはず。しかしきっと、変えるのが面倒という理由だけで、そのまま来ているというのが現状ではないでしょうか?

捨てられない手帳とは?

ならば、手帳が企業のノベルティという意味合いでしたら、捨てられない手帳を作らねばなりません。捨てられたら、宣伝効果がゼロになるばかりか、ゴミまで増やしてしまうのですから。

そこで高田純次さんです。

いや、適当手帳を真似して作るのではなく、こういう変化球の手帳であれば、捨てられる可能性がグッと低くなるだけでなく、「おもしろい!」ということになれば、SNSで拡散されて、今まで手の届かなかったところで話題になることだってあり得る、ということです。ノベルティグッズが勝手に営業をしてくれるようなイメージです。

何かひとつ、切り口となるコンセプトを立てて作ります。例えば得意先や上司への文句を綴る「営業裏手帳」とか、オフの予定だけを管理する「5時から手帳」とか。いくらでも作れますね。

ノベルティ作りのブレーン

もしこういった変わり種の手帳をお作りになりたいけど、どう進めたらいいのかわからない!という方は、弊社にご相談ください。

「配ったらすごく話題になっちゃって、足りないので追加で作れないか?」「いやもう時期的に間に合いませんよ~。」という手帳作り、お手伝いします。

適当手帳

ABOUTこの記事をかいた人

1971年名古屋生まれ。金沢大学卒業後に興和株式会社に入社、繊維、IT、光学機器の営業職を経験。その後、興和時代の先輩の家業である渋谷の老舗文具店つばめやにて通販部門を中心に担当。2017年にのれん分けの形で名入れノベルティ部門を継承。ノベルティ研究所を設立。 2012年より文具朝活会を継続、だいたひかるさんと年4回文具祭りを主催。扶桑社『文房具屋さん大賞』審査員長。新しい文具製作委員会事務局長。