この度は、数あるノベルティ関連サイトの中から当研究所のサイトを訪問いただきまして、ありがとうございます。
毎年、春先から秋にかけては周年行事、秋から年末にかけて、小学校、中学校の卒業記念品のご依頼が増える季節となります。
その中で、よくお受けする質問内容がございますので、先にこのページでご説明させていただきます。
※年明けは例年混みますので、なるたけ年内にご依頼をお済ませくださいませ。
名入れペンの種類
名入れペンと一口に言っても、大きく2種類ございます。同じ内容(学校名やロゴなど)を「印刷」で名入れするものと、個別に違う内容(個人の名前など)を「彫刻(レーザー)」で名入れするものです。
当サイトの名入れは、主に同じ内容を印刷で名入れする方法になります。
同じ内容を印刷する名入れ
いわゆるノベルティと呼ばれるものの多くは、この方法です。ロゴや会社名をはじめ、電話番号やサイトのURLなどを印刷するお客様が多いです。(もちろんその他の内容でもOKです。)
記念品の場合ですと、「〇〇年卒業記念 〇〇小学校」とか、「△△高校 創立△△周年」という感じですね。
「何文字まで入りますか?」という質問もよくいただきますが、決まっているのは印刷可能な範囲(=面積)だけで、そこに納まれば何文字でも大丈夫です。ただ、漢字でたくさん入れようとすると、文字が小さくなってつぶれてしまいがちだったりしますが、英数字やカタカナひらがなが多い場合は、たくさん入ったりします。
ちなみに最近は、普段から記念品のペンを使ってもらうために、ベタに日本語ではなく英語表記で印刷されるお客様も増えてきました。例えば卒業記念なら「Class of 2021 ★★★★ elementary school」のような感じです。
英文字のフォントも数多く用意しておりますし、レイアウトデザインもお手伝いしておりますので、どうぞご相談ください。
こちらのお客様は、デルガードの「回転シルク印刷」という広い範囲に印刷できる方法を最大限活用して、すごくオシャレなデザインをされていますね。
学校の卒業式でもらったというより、どこかの雑貨屋さんで買ったようなクオリティです!この系統のデザインテンプレートもご用意しておりますのでお問い合わせください。
高校などでは、ロゴや校名を印刷して、学園祭の模擬店でオリジナルグッズとして販売するお客様もよくいらっしゃいます。限定品ということで、倍くらいの値段でも即完売しちゃうそうですよ。小中学校のバザーにもいいですね。
世田谷学園様は毎年、その年の人気のペンにロゴ印刷をして、学園祭で販売されています。シルバーの名入れが渋い!
大学・短大ではオープンキャンパスのプレゼントとして、名入れペンは定番となっています。大学のオリジナル文具を作って、購買部などで販売されたりすることもありますね。
というわけで、この方法は印刷する場所さえあれば、ペン本体の材質を選ばず、ほとんどのものに名入れができます。
印刷の方法もいくつかあり、内容によって異なります。何かお分かりにならないことがあれば、何でもご相談ください。
個別に違う内容を彫刻する名入れ
最近、増えているご相談がこの、個別に違う内容を彫刻で名入れしたい、というもの。例えば卒業生の名前などです。少子化で、児童生徒さんの数はどんどん減っており、印刷名入れのロットに満たない学年が増えているからだそうです。印刷の版代を少人数で割ることを考えたら、彫刻名入れのほうが安い場合があるというわけです。
彫刻というと、印刷に比べ仰々しい印象を受けますが、今どきの名入れ彫刻はコンピューター制御のレーザー彫刻もしくは機械彫りであります。ペン本体が金属もしくは木製(プラスティックなどの樹脂は不向き)であれば、機械任せでできるようになっています。
印刷名入れと彫刻名入れの違い
そこでご説明をしておきたいのが、印刷名入れと彫刻名入れのコストのお話です。
印刷というのはそもそも、同じものをたくさん作るために考え出された技術です。版を作り、そこにインクを投入してコピーしていきます。しかしこの版というのが、逆に個別の名入れをしたい場合には、ネックになります。
もし、名前などの個別の内容を印刷で名入れしたい場合には、ひとりにつきひとつの版を作らなければなりません。名入れペン印刷の版代は、小さいですが手間は大きなものと同じですから、ひと型につき数千円します。
つまり、名前を個別で名入れ「印刷」をすると、それだけでひとり数千円かかってしまうのです。
それに対して、レーザー彫刻の場合、名入れ料金はメーカー平均1本あたり400~500円ほど。ロゴなどの図形は基本的に入れられない(別途料金で可能な場合もあります)ことと、フォント(書体)も数種類に限られるという条件はありますが、版を作らなくてもよいので、このような値段でできます。(本体+名入れ代)
ただし、彫刻をできる素材は、木材か金属のペンになりますので、本体の価格は平均1000円以上になってしまいます。
以上まとめますと、金属ボディもしくは木製ボディのペンで、1本あたりの彫り名入れ料金が400~500円ほどかかってもよろしければ、個別の名入れをお受けできるということです。どのペンにどういった内容(名前など)の名入れをしたいかをお問い合わせいただければ、お見積りをいたします。
パイロット、三菱鉛筆、ゼブラ、ぺんてる、プラチナ、トンボ、サクラクレパス、セーラーなど、国内の有名ペンメーカーさんの商品であれば、どれでもお取り扱い可能です。彫刻料金は各社で異なりますが、メーカーさんによってはプラスティック系の樹脂のペンにも彫り名入れすることができますので、気になる品番がありましたらお問い合わせください。お調べいたします。
卒業記念品で人気の商品
小学校ご卒業の場合は、中学校から晴れてシャープペンシルを使えるようになるということで、圧倒的にシャーペンが人気です。
中でも、書くたびに芯が回転して尖り続けるクルトガと、芯が絶対折れないので集中力が持続するデルガードが、ここ数年は最もご注文の多い人気定番品です。どなたにも喜んでいただける「間違いないやつ」です。
クルトガの上位機種、機能性がアップし、高級感のあるアドバンスも人気です。金属の部品が多いので、シルバーやゴールドでの印刷でより大人っぽさが引き立ちます。
また、最近は中学校でノートの取り方も評価の対象になるということで、きれいなノート作りに欠かせない細字のシャープペンシルである、0.2mmや0.3mmといった細芯のあるオレンズも注目されています。
また、スルスルとなめらかな書き味で相変わらず大人気のジェットストリーム4&1(4色ボールペン+シャープ)も、高級感がありながらお値打ち価格ということで、いろんな場面での記念品として重宝していただいております。
最近ではコロナ禍ということもあり、直接タブレットに触れないためのスタイラス機能付きペンも人気です。全生徒がタブレットを持つようになる可能性も高いですので、これからの必須アイテムかもしれません。
ご予算とご希望内容をお伝えいただければ、目的に最適のものをご提案いたしますので、どうぞご相談くださいませ。(お客様の相談に乗るのが楽しくてこの仕事をしておりますので、遠慮なくどうぞ。)
個包装について
卒業記念、周年記念などの場合、のし箱を利用されるお客様が非常に多いです。ある程度かしこまった雰囲気を出したいときにはおススメいたします。
その他、のし袋や、ペンによってはメーカーさんがサービスの化粧箱を用意している品番もあります。(詳しくはこちらで)
記念品ですので、個包装も大切な要素です。しっかりご案内いたしますので、迷ったときはお気軽にご相談ください。
オレンズメタルグリップタイプの個包装の一例。プラスティックケースに紙のスリーブが付いて、
ぺんてるの包装紙でデパート巻き(斜め巻き)して、
最後にのし紙を巻いた最も丁寧なパターンです。ご予算に応じてご提案しますので、お申し付けください。
記念品は、時期になりますと立て込みますので、本番に間に合わないということがないように、なるたけ早めのご相談をおすすめしております。(卒業記念品でしたら、年末までにご依頼いただけると安心です。)