所長あいさつ

日本への観光客が激増!おみやげは文具で!

最近、渋谷や新宿などのわりと大きな文具売り場で、外国人観光客の姿をよく見かけるようになりました。そして実際、お土産に文具を買ってくれているようです。
文具業界に身を置く者としましては、もちろんありがたいなと思うのですが、ちょっと複雑な思いもありまして。それは、、、

「もっと買って欲しい。」

と思ってしまうこと。
だって日本の文具は世界一。もちろん分野ごとに得意不得意はあるのでしょうが、こんなに緻密なものづくりができるのは日本人をおいて他にありません。

ですから、もっともっと、世界中の人に知っていただきたいのです。
日本のハイクオリティな文具を、家電と同じくらいに日本のおみやげや輸出品のメインに近づけたいのです。文房具にはその資格があると思います。

そもそも、どうして日本の電化製品が世界中で受け入れられているかといったら、理由は「丈夫で機能的、品質が良いから」ですよね。
文具もまさに同じ。
というか毎日仕事で使う文具なら、なおさらだと思うのです。よくいうのですが、文具嫌いな人ってあまりいないんですよね。誰でも程度の差こそあれ文具って好きで、何かしらこだわりを持っているものです。それはきっと、ほかのどんな道具よりも、愛着と親近感があるからではないでしょうか。

もちろん、実はあちら(海外)の人たちは道具に無頓着で、日本人と同じような繊細なこだわりはない、という現実もあります。
しかし、効率的でセンスのいい、モチベーションもアップする道具を使う考え方や習慣を、文化として輸出したいということならば、夢として目指してもいいのではないでしょうか。

タイミング的な波も来ています。そう、2020年の東京オリンピックです。
そこをひとつのクライマックスとして、これからどんどん観光立国化していくわけですから、製造業もいっしょに乗っからないともったいないのではないでしょうか?
おみやげを買わない観光客はいませんし、国に帰ってからみやげ話をしない観光客もいませんし、おもしろいと思ったものをSNSで紹介しない観光客もいません。世界の人々の、日本への興味はこれからも増すばかりです。

これはもう、逃す手はないほどの大チャンスなんですね。

では、日本の文具を世界へ向けて発信していくには、一体どうすればいいのか?

わたくしが考えるには、まずは足元からではないかと。

日本人の文具ファンの裾野を、もっともっと広げなければなりません。一部の文具マニアが盛り上がっているだけでは、足りないと思うのです。
メイドインジャパンの家電のように、多くの国民が使って、その便利さを知っていなければ、世界中にアピールするには心もとないです。

だから、文具好きな人をどんどん増やしたい。そのために、ノベルティグッズとして多くの企業・団体様にご採用いただき、日本の文具の素晴らしさを多くの方に再認識して欲しい!
そのために、このノベルティ研究所を立ち上げました。

良いノベルティを作ってご活用いただくことで、お客様のご商売のステップアップに貢献したい。成功されたらいっしょに喜びたい!
それと同時に、当研究所にご依頼いただいたお客様は自動的に、日本の将来を担う可能性に満ちた、文具産業の応援団でもある、と勝手ながら考えている次第です。

以上、少々あつくるしいご挨拶で申し訳ございません。
でも、本人は大真面目です。もし共感いただけるところがありましたら、ぜひ当研究所でノベルティをご検討くださいませ。

ノベルティ研究所 所長 高木芳紀