最近の「チェックペン」はマーカーではなくジェルペンに!?

ゼブラのサラサクリップについて、非常におもしろい事例がありましたのでご紹介させていただきます。

かねてより、この国民的ジェルペンを多くのお客様に名入れして販売して参りましたが、ここ2年くらいでまた盛り上がっているなと感じるムーブメントがあります。

昔チェックペン、今サラサクリップ?

それは、サラサのオレンジ系とピンク系の色を、暗記用のアイテムとして、各地の塾の先生が推してくださっていること。つまり、赤い透明シートを被せれば、見えなくなる理屈です。

シート付きの暗記セットでご注文いただく場合もありますが、名入れペンだけのご発注も最近増えてきました。

先日も、こんなことがありました。

愛知県の塾の先生から、名入れペンの問い合わせがあったんですね。ここまではいつものことです。

しかし、その先生とメールでやり取りしていく中で、「実は他の塾の先生のブログでつばめやさん(ノベルティ研究所の前身)が紹介されていて、そこから飛んできました。」とおっしゃる。

「どちらの先生ですか?」

「さくら個別指導学院の國立先生のブログです。」

確かに少し前に納品した学習塾様です。検索してみると、はたしてそのブログ記事はありました。

月間30万PVのスーパーブロガー先生!

>>國立先生が名入れサラサをご紹介してくださった記事

なんと、ブログは毎日更新で、月間30万PVだそうです。これ、塾生さんや親御さんだけでこんなにはなりませんから、要は他の塾の先生もたくさん見ているんですよね。すごいブロガー先生です。

赤色のシート(下敷き)では、赤色のインクは透けて見えてしまうこともよくご存知で、今回はピンクとオレンジのペンをご注文いただきましたが、その國立先生も実は他の塾の先生のブログを見て、今回ご注文くださったと書いてあります。

感動の勉強量見える化作戦がこちら!

>>蒼心塾の加藤先生のブログ記事

そこでさらに驚きました。こちらの塾では、塾生さんにペンを支給して勉強してもらい、使い終わったペンは壁に吊るして、がんばった量がわかるようにしてあるではないですか!

各生徒には勉強用の3点セット、オレンジペン、赤下敷き、緑ペンが配布されています
このうち、オレンジペンと緑ペンについては使い終わったら新しいものと交換するようにしています

まさに理想的な使い方ですね。すごくうれしいです!

個々じゃなくて、塾のみんなでこれだけがんばった!みんなで合格するぞ!という団結力、やらされるのではない自主的、前向きな姿勢を引き出していることが容易に想像できます。

名入れノベルティペンというと、多くは企業の販促活動のために配布されるものではありますが、愛知県の塾の先生方は、塾生さんのガチの勉強に使ってもらって、さらなるヤル気を引き出していらっしゃる。

なんだか、わたくしのやる気スイッチ(これは他社さんのキャッチコピーですねw)も入った感じです。こうした学習塾様向け、受験生向けの勉強効率向上の文具アイテムは、もっともっと開発していきたいですね。

いや、学習塾に限らず、ご購入くださったお客様のお仕事に直結して役立てるように、文具ノベルティをご提案していきたいなと思った次第です。

(2021/05/19:追記)その後、弊社もオリジナル製品をいろいろ開発しまして、覚えやすい&お風呂でも大丈夫な単語帳「イロタン」や、メッセージお守り「JOJU」クリーニング店のプロが使う「落ちないペン」など、ラインナップしております。名入れなどのカスタマイズもできますので、ぜひご相談ください。

ABOUTこの記事をかいた人

1971年名古屋生まれ。金沢大学卒業後に興和株式会社に入社、繊維、IT、光学機器の営業職を経験。その後、興和時代の先輩の家業である渋谷の老舗文具店つばめやにて通販部門を中心に担当。2017年にのれん分けの形で名入れノベルティ部門を継承。ノベルティ研究所を設立。 2012年より文具朝活会を継続、だいたひかるさんと年4回文具祭りを主催。扶桑社『文房具屋さん大賞』審査員長。新しい文具製作委員会事務局長。