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海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂使用の油性ボールペン
ノベルティ研究所の高木です。海中に大量のプラスチックが蓄積しているという海洋プラスチックの問題は、もうどなたもご存知かと思います。
プラスティック問題に関しては、いろいろ意見が分かれるところもあるかと思いますが、海の生き物の環境としてはよいわけがありません。
現在、人類共通の目標として推進されているSDGsにおいても、17の要素の中に挙げられていますね。(14.海の豊かさを守ろう)
そこで、日本の海から回収されたプラスチック樹脂を再生原料の一部に使い、ボールペンを作るというプロジェクトがパイロットでスタートしました。
海洋プラスチックごみとは
使用済みのビニール袋やペットボトル、使い捨て容器などプラスチック製品が適切に廃棄処理されないことで、風や雨などにより河川や海に流れ込み、海洋プラスチックごみとなります。
海洋プラスチックごみは時間が経つにつれて劣化し、次第に小さくなりますが、自然分解することはなく、微細な小片となり海中を漂います。
5ミリ以下のものはマイクロプラスチックと呼ばれ、世界中の海に広がるこのマイクロプラスチックによる海洋汚染は、生態系への悪影響が懸念されています。
パイロットの取り組み
「日本国内で回収した海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を、国内で初めて筆記具素材として使用することで、海洋プラスチックごみ由来のリサイクル素材の活用を広げ、流通を促進し、その回収の推進及び削減に協力していきます。」
具体的には、パイロットのパートナーであるテラサイクルジャパンが長崎の対馬で回収した海洋プラごみを再生樹脂にしたものを原料としているそうです。
ボールペンは、使う人の握力や筆記時の角度によっていろんな力が加わるため、一定の強度が必要です。しかし海洋プラごみは海水や日光に長年さらされているため、そのまま使うには強度の面で難しいとのこと。そのため、どの部分にどれだけの再生樹脂を使うかを試行錯誤し、最終的にペン前方の部品に10%を配合、全体で2%という配合バランスに行き着いたのだそう。
ということで、オーシャンプラスチック全体から見たら、まだまだ微々たる量の取り組みですが、少しずつでも始めることで、今後のプラスチックゴミ放出の歯止めにもなると思います。どんどん広がるといいですね。
環境省のプラスチックスマート運動にも参加しています。
その、スーパーグリップGオーシャンプラスチックが名入れノベルティ対応可能になりましたので、ご紹介させていただきます。
こんな方にオススメ
パイロット・スーパーグリップGオーシャンプラスチックの製品仕様は?
・インク:油性染料インキ
・本体サイズ:最大径φ 10.6mm 全長 146mm・9.8g
・素材:再生PP(オーシャンプラスチック配合)/鞘・クリップ:再生PC/グリップ:エラストマー
・地球にやさしいリサイクル樹脂利用商品(グリーン購入法適合商品)
パイロット・スーパーグリップGの特徴
スーパーグリップGは、新開発の「グリッドグリップ」でしっかり握れる、パイロット油性ボールペンの新定番です。
グリップに格子状のスリットを入れることで、指の動きをしっかりホールドできる新開発の「グリッドグリップ」を採用。従来品の「スーパーグリップ」に比べて、グリップ力を向上させたことで、握る力の強弱にかかわらず、しっかり指先をホールドできます。
ペン先近くまで「グリッドグリップ」で覆うことで、持ち方や持つ位置にかかわらず握りやすくなりました。
パイロット・スーパーグリップGオーシャンプラスチックのカラーラインナップ
名入れ専用白軸は以下の4種類になります。
クリップ部分は共通して白、ボディがミルキーブルーのものと白いものでそれぞれ0.5と0.7があります。(インク色はすべて黒。ご指定がない場合は0.5mmでご用意いたします。)
ミルキーブルーのボディ色がとてもきれいで、海洋プラスチックでなくても人気になりそうなルックスです。
ペンボディの色について
オーシャンプラスティックの再生樹脂は、海からの回収材料につきまして、ロットごとに色が異なります。
メーカーの説明では「ボディの一部に日本国内で回収された海洋プラスティックを含む再生樹脂を使用」とありますが、実際には海洋プラスチックの再生材は下軸(ラバーの下)部分に使用しております。
ラバーグリップはほぼ透明で、下のプラスチックの色が透けて見えます。つまりプラスチックの色が変化しますと見え方も変わります。
特にブルーボディの場合、名入れしている上軸(通常の樹脂)と、グリップのある下軸(再生樹脂)は、近い色に設定されているものの、毎回のように色が異なる仕様であり、下軸のロットにより上軸との色差が際立つ場合があります。
しかしながら、これはすなわち再生樹脂を使用している証明でもあります。ご理解いただけますと幸いです。
パイロット・スーパーグリップGオーシャンプラスチックの名入れ印刷範囲
また、名入れ可能範囲は以下のようになります。(45 x 4.5mm)オリジナルのロゴ等を入稿されるお客様は、この範囲内でデータ作成をお願いいたします。
※インクジェットのフルカラー印刷(印刷範囲W45mm x H6.5mm)も可能です。本数によって価格が変わりますので、お見積りをご依頼の上、注文願います。
パイロット・スーパーグリップGオーシャンプラスチック白軸の名入れ価格表(税込み)
ノベルティ研究所では、「名入れ無料」「版代無料」「送料無料」「消費税込み」のわかりやすい価格をご提示しています。1色1箇所印刷であれば、これ以上の料金はかかりません。(200本からの受注となります。)
本数
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価格(1本あたり単価)
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個包装オプション(1本あたり・詰め作業込み)
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200本
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¥22,000(¥110)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥35)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥38) |
300本~
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¥32,400~(¥108)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥24)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥27) |
500本~
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¥53,000~(¥106)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥18)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥21) |
1,000本~
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¥104,000~(¥104)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥14)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥17) |
1,500本~
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¥153,000~(¥102)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥13)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥16) |
2,000本~
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¥200,000~(¥100)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥12)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥15) |
2,500本~
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¥245,000~(¥98)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥10)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥13) |
3,000本~
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¥288,000~(¥96)
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⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥10)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥13) |
5,000本~
|
⇒OPP袋:¥7
⇒のし袋:¥7(印刷ありの場合:¥10)
⇒のし箱:¥10(印刷ありの場合:¥13) |
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