りそな銀行のゆるキャラをご存知でしょうか?「りそにゃ」という白猫です。いいネーミングですよね。りそな銀行のロゴに合わせての、瞳がグリーンでかわいいです。
毎年、ゆるキャラグランプリでがんばっているのですが、銀行のキャラゆえの生真面目な性格からか個性派に押され気味に見えます。(それでも実は2017年、企業部門でナンバーワンになりました!)
わたくし社会人になって以来のりそなユーザーですので、そんな控えめなりそにゃを密かに応援しておりまして。
りそにゃクリップのボールペン
今回、フリマアプリのメルカリでりそにゃのペンを発見し、ファンとしてはすぐに購入いたしましたよ。
レックスグリップ名入れ専用白軸
パイロットの定番ノックボールペン、レックスグリップのクリップ部分に、りそにゃの造形物がはめ込んであるものでした。
グリップ部分もグリーンにすればいいのにと思いましたが、りそなのロゴはグリーンとオレンジだったのですね。それでオレンジにしてバランスを取っていたのでした。なるほど。
また、この白軸のグリーングリップは、エメラルド系の色で、それを持ってくると緑のロゴとの相性が悪くなる。必然的にこのオレンジグリップになったのですねーと妄想、、、職業病です。
りそにゃは、このようなパーツでして、クリップ部分にカチッと引っ掛ける仕様になっております。
りそにゃは立体(レリーフ)です。
どうでもいいことですが、りそにゃの着ぐるみキャラは当然立体物なのですが、このイラストヴァージョンのりそにゃは、普段フラット(ベタで平面的)なデザインをされています。
ですから、このイラストヴァージョンなのに立体物のりそにゃは、ちょっとレアアイテムなんです。(マニアかよ)
もちろんこういったペン、ご注文いただけます。
さて、お仕事の話も少し。
樹脂製のキャラクターを作るわけですから、金型を作って云々ということになります。
他のペンの説明表ですが、例えばパイロットさんではこんな感じ。
どこのメーカーさんもこういったパーツは同じ工場さんに依頼してたりしますので、大体条件は同じなのですが、価格もデータ作成~金型作成~データ設定までで15万円ほどです。(柄によりもっと高いこともあります。)
この固定費を、作る本数で割り返すことでコストが決まってきます。つまり、10,000本作れば、1本あたりの固定費分は15円で済みますが、1,000本だけの場合は、150円になります。それに、立体クリップの部品代と、印刷代、ペンの代金などが加算されるわけですね。
りそなさんでしたら数万本レベルの発注になると思いますので、かなりお安くできますが、本数が見込めない場合はちょっと高くなってしまうというわけです。
そんな時は、こういう代替案もあります。
フラットデザインのクリップ
もっと簡単に、コストも抑えてゆるキャラ系のペンを作ることができるのが、アドクリップのような定型の平面ものです。
これは、丸や四角などのよくある型のクリップキットが使えるので、その場合、金型代が不要になります。
ペンメーカー各社さん、主力のペンには対応していますが、三菱さんは500個からいけるので、当研究所ではひとまずこのジェットストリーム用のものをプッシュしております。
ゆるキャラ以外にも、ロゴが丸くて複雑な会社様など、ペン本体の細長い印刷範囲には表現しにくい図案をお持ちのお客様に、よくご利用いただいております。
何かこういった案件ございましたら、遠慮なくご相談ください。