海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を使用したボールペンが名入れノベルティデビュー!

レジ袋の有料化などもあり、ここ数年でかなり注目されているプラスチック問題。

特に海洋プラスチックごみは生態系に及ぼす影響などが心配されていますね。

そんな中、パイロットさんが取り組んでいるのがそのオーシャンプラスチックを回収し、リサイクルした再生樹脂を使ったペン。

パイロットの取り組み

「日本国内で回収した海洋プラスチックごみからリサイクルした再生樹脂を、国内で初めて筆記具素材として使用することで、海洋プラスチックごみ由来のリサイクル素材の活用を広げ、流通を促進し、その回収の推進及び削減に協力していきます。」

具体的には、パイロットのパートナーであるテラサイクルジャパンが長崎の対馬で回収した海洋プラごみを再生樹脂にしたものを原料としているそうです。

ボールペンは、使う人の握力や筆記時の角度によっていろんな力が加わるため、一定の強度が必要です。しかし海洋プラごみは海水や日光に長年さらされているため、そのまま使うには強度の面で難しいとのこと。そのため、どの部分にどれだけの再生樹脂を使うかを試行錯誤し、最終的にペン前方の部品に10%を配合、全体で2%という配合バランスに行き着いたのだそう。

ということで、オーシャンプラスチック全体から見たら、まだまだ微々たる量の取り組みですが、少しずつでも始めることで、今後のプラスチックゴミ放出の歯止めにもなると思います。どんどん広がるといいですね。

>>パイロット・スーパーグリップGオーシャンプラスチック名入れ

海のイメージから魅惑のミルキーブルー色の素敵なペンです。

SDGsやエコ関係なくても使いたいと思わせる、もらって嬉しいかわいいペンです。

ぜひご検討くださいませ。

ABOUTこの記事をかいた人

1971年名古屋生まれ。金沢大学卒業後に興和株式会社に入社、繊維、IT、光学機器の営業職を経験。その後、興和時代の先輩の家業である渋谷の老舗文具店つばめやにて通販部門を中心に担当。2017年にのれん分けの形で名入れノベルティ部門を継承。ノベルティ研究所を設立。 2012年より文具朝活会を継続、だいたひかるさんと年4回文具祭りを主催。扶桑社『文房具屋さん大賞』審査員長。新しい文具製作委員会事務局長。